第27章 Dawn２２.神と世界-桃源郷-

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廃墟のようなとある建物内で走るペインと小南はサスケたちのいる場所へと急いでいた。

鉄製の重たい扉を開け、部屋の中に入ると、その奥にもまた扉があった。


小｢木ノ葉は随分と用心深いのね｣

痛｢あぁ｣


２枚目の扉を開けると、地下に繋がる階段が現れた。

階段を駆け降りていきたどり着いた場所は、奥行きがどこまでも続いている廊下。

人一人分がやっとの幅しかないこの通路を進んで行くと、やっと開けた場所に出た。

そこはとても広い大部屋。

左右には牢屋が２つずつ計４つある。

しかし、どこを見回しても人の気配は感じない。


痛｢誰もいない。どういうことだ？｣


ペインは表情を険しくさせた。

この監獄は"サスケ達が捕まっている場所"としてゼツに教えてもらった場所だ。


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