• テキストサイズ

【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第9章 Dawn7.想いと正体





――――――――――…


その後、マダラは二階へ上り、リンの部屋のドアを開けた。

マダラはリンをベッドに静かに寝かせ、疲れたように息を吐くと、そこに崩れるように座る。


斑「リン…」


マダラはリンの寝顔をじっと見つめる。




――…


斑「リン…すまない…っ」

鈴「………」((ニコ


――…




斑(…なぜあんな顔をした?)


まるでマダラを守れたことに満足したようなリンの儚い笑み。

リン自身ではなく、他人である自分のためにとっさに身を投げ出した。

その行為自体、マダラにはわかりかねることだった。


今までに自分のためだけに生きていく人間を何人も目にしてきた。

無論、己もそうであるためリンのように命懸けで誰かを守る人間は極まれだと思う。


_
/ 1383ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp