• テキストサイズ

【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第9章 Dawn7.想いと正体





しかし、自身のために生きてきたそんな自分もリンが刺された刹那、一瞬で血の気が引いた。

その後、リンが傷ついたことに激しい怒りを感じ、守れなかったことを悔やんだ。




――…守りたい、リンを…



斑(守りたい…?なぜ俺はそう思う?)


その瞬間、ハッとした。

答えは簡単だった。

戦略や策を立てるよりもよっぽどシンプルだった。


ふと前を見れば、すぅすぅと眠っているリン。

マダラの中で今までのことが思い浮かぶ。

そのどれにもリンの明るい笑顔があった。


斑「お前のおかげでやっと自分の本当の気持ちに気付けた。いや…思い出したよ、この感情が何なのかを…」


マダラは微笑み、リンの柔らかい髪をそっと撫でる。

そして、仮面をつけ直すと、気を失うようにリンの枕元ですぐに眠った………


_
/ 1383ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp