第9章 Dawn７.想いと正体

当然だが、状況が全く理解できていない。

ペインが簡単に説明すると、小南はとても驚いていたが、すぐに理解したようでさっきの話の続きをする。


小｢まぁ状況は理解したわ。とりあえず、誰かリンを二階の部屋まで運んでくれるかしら？｣

斑｢俺が行こう｣


マダラは医務室に入って眠っているリンを抱きかかえた。

医務室から出ると、みんなは傷ついたリンを心配そうな顔付きで見つめる。


痛｢リン…｣


ペインはリンを見て、思わず悲しげに言葉がこぼれ落ちた。

"今回もまた守れなかった"と思うと、妹が傷ついたことに心が痛み、胸が張り裂けそうになる。


小｢…行きましょう｣


見ていられなかった小南は背中を向ける。

メンバーは重い足取りのまま階段を一歩一歩上っていった………


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