第27章 Dawn２２.神と世界-桃源郷-

｢若い割にはうまくやったとは思うが、まだまだのようだ｣

｢ま、せいぜい火影様の寛大な処分に期待すんだな、哀れな"鷹"さん達よっ｣

佐｢フッ…。だから俺はお前らのような奴らは殺さない｣

｢どういう意味だ？｣


警備員達は顔をしかめる。

ボロクソに言われ続け、冷静なサスケもさすがに頭に血が昇った。


佐｢お前らみたいな奴らは殺す価値も意味もないって言ってんだよ、木ノ葉の"雑魚"ども｣

｢何ぃいいッ！！？｣


冷たく吐き捨てたサスケ。

水月、香燐、重吾は何も言わないが、サスケと同じような目付きで警備員達を睨んでいた。

すると、一人の警備員がサスケの閉じ込められている檻の鍵をガチャンと開けた。


｢強がっていられるのも今の内だ｣


そいつは中に入るなり、サスケに目隠しをつけた。


｢お前らなんかに助けが来るはずもない。４人とも、ここで死を待つだけだ…｣


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