第26章 Dawn２１.師匠と弟子

自来也が手に持っていた手裏剣をヒューッと修羅道の背中に投げつけた。



ガンッ



しかし、それをリンが上から銃で撃ち、軌道を変えた。

手裏剣はパイプにガツンと突き刺さった。



ザザザザッ



それと同時に、自来也を囲むようにしてペインと六道達が上から現れた。

それをぐるりとゆっくり見回す自来也。


自(そうか…。わかったぞ！５人の輪廻眼の正体がーー…！！)



ドスッ！！！



見回している間に、下に潜っていた修羅道は自来也ののどを掴み上げた。


自｢ぐはッ！！｣

自(のどが…ッ！！)


ﾌｶｻｸ｢自来也ちゃん！！｣


そんな修羅道に気付かなかった自来也は、のどを素手で深く刺された。

口から大量の血を吐き出し、身体がそのまま宙を舞う。

その上で、ペインが空中に飛び上がりながら黒刀を構えた。


痛｢遅かったな、気付くのが…！｣





ズガァアァアアアアアアンッ！！！！！！





ペインと六道達は黒刀を振り下ろし、自来也に突き刺した。


痛｢………｣


彼らはゆっくりと下がった。

ペインは動かなくなった自来也を見つめ、死んだか確認する。


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