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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第26章 Dawn21.師匠と弟子





小(畜生道…)


小南はその姿を見ると、また自来也へと目線を移す。

自来也は頭を上げたまま顔をしかめていた。


音もなく現れたのは、"暁"のコートを羽織った男。

彼は1つにまとめた長い橙色の髪を持ち、顔や腕には黒いピアスを埋め込んでいる。

そんな彼は腰をかがめ、顎をクイッと持ち上げ、パイプの高い所から自来也を見下ろしていた。


自「外見はだいぶ変わったが、その眼…。やはりお前が"神"だったか。長門…!」


自来也の言葉に、畜生道の唇が薄く弧を描いた。


自「正しい成長はしていないようだの…。何があった?」

畜「あなたは知らなくていい…。しょせん外の人間だ」

自「変わったな、長門…」


畜生道が立ち上がると、顔の前でパンッと両手を打ち合わせた。


畜「口寄せの術!」


同時に、彼の背後のパイプに口寄せの術式が描かれた。


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