第26章 Dawn２１.師匠と弟子

｢本当に恐ろしいのは、その容赦無い強い刃の心…！己の理想を脅かす不安分子は徹底的に潰した｣

自｢それは一体……｣

｢倒したのは半蔵だけじゃないという事だ…。その両親と妻子を殺め、離れた親類や友、その赤子にさえ手をかけた｣

自｢！？｣

｢そして、その住処を焼き払い、繋がりのあった里の依頼主達まで全て殺して………全てを無にした｣

自｢………｣






｢……裁きだ……………。まさに、"神"のようじゃないか？｣


自｢神………か…｣

｢そうだ｣


下忍は力強く頷いた。


自｢なら、そのお前たちの"神"がしようとしていることは何だ？いくらお前達が下っ端でも知っていることはあるだろう？｣

｢神様のなさることだ。俺らには見当もつかねーよ｣

自｢そうか…。なら話はここまでだ。だが、当分はここにいてもらうぞ｣


自来也はピンクの細胞の壁を開けると、そのまま下忍を残して出て行った………


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