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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第26章 Dawn21.師匠と弟子





自「いかに"神"とやらが強いと言っても、雨隠れの長は"山椒魚の半蔵"として忍の世界では知らぬ者などいない男だぞ…!」

「そうだ…。半蔵はその実力もさることながら、とても用心深く、そばに近付くことすら困難を極めた」

自「その半蔵を…どうやってやった?"神"の能力とは何だ?」

「だから言ったろ。俺たちは何も知らねーよ!」


自来也は目を閉じ、かつて若い頃に半蔵と戦った時の事を思い出した。

しかし、いくら思い出しても、ただただ強く手強い忍としか浮かんでこない。


自「信じられん…。あの半蔵をたった1人で……」

「"神"のやることだからな。恐ろしい術を使うのさ」


しかしやはり、自来也はその記憶があるからこそまだ信じられないでいた。


「だが、神様の真の恐ろしさはその術じゃない」


その意気の込めように、自来也も眉をピクリと動かした。


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