第26章 Dawn２１.師匠と弟子

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小｢受信機の装着が終わったわ｣

痛｢あぁ。助かる｣


薄暗い雨隠れの塔内部にいたペイン。

彼の背後から小南が現れた。


痛｢人間道、畜生道、餓鬼道、修羅道、地獄道、天道、外道……｣


ペインは後ろに振り返り、小南の横を通り過ぎる。


痛｢俺はこの全ての力を持ち、５体それぞれにも別々の力を１つ与え、操る…｣

小｢木ノ葉の九尾に備えて…？｣


すると、小南の少し後ろで立ち止まったペイン。


痛｢それもあるが、前々からやるべきだと思っていたことだ。今になって死体収集などといった悪趣味に走ったわけではない｣

小｢フフ……それもそうね。ところでーー…｣


小南は後ろに振り返り、ペインの背中を見つめた。


小｢"アレ"はどうするの？｣

痛｢万華鏡写輪眼…か？｣


ペインがゆっくりと顔だけ振り向くと、小南はコクリと頷いた。


小｢この里で見つけたものよ。あなたが使うべきだわ、ペイン｣


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