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出会いは突然に

第6章 先手必勝


カタカタカタカタカタ。
私はイライラしながらキーボードを打つ。

『喜夜の野郎。覚えてやがれ。』

数日前クレハの一件でリビングで眠ってしまった時に写真を撮られた上にレトルトさんとキヨ君に送ってるとか!クソが!
消してと頼んだのに、レトルトさんは「桜ちゃん、それは無理なお願いや。」と断られるし、挙句キヨ君は「はっ?無理。こんなUR消せるわけないじゃん。」レトルトさんもウンウンって力強く頷いてるから、それ以上言えなくて、今に至る。

(写真なんて撮られたの初めてなのに増してや、他人が其れを持ってるとか!あー!)

私は、その事実に耐えられなかった。

私が1人で騒いでいると

♪♪♪~
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