第23章 少しづつ
何やかんやしている内に夕方過ぎになり、桜がふとスマホ確認すると
『あっおじぃから連絡来てた。』
よ「おじぃ何だって?」
どうやら子供達に着いて色々と揃ったようでこれから使いの者が来ると言う連絡だった。
『そろそろ来るかな?私対応するから、喜夜こっちお願いね。』
そう言い玄関の方に行くとタイミングよくチャイムがなり出る。
外に出て使いの者から書類を受け取り目を通すと
『…これ、間違いない情報よね?』
「はい。間違いありません。」
『…そう。』
桜は、暗くなり始めている夕陽を眺めながら
『本当この世は、ゴミだらけね。』
と、小さく呟き、荷物を運び入れリビングに戻る。