第23章 少しづつ
キ「うっまぁ!相変わらず凄いな桜!」
レ「いやぁ、本間美味いわぁ!」
ヨ「桜カレー久しぶりだから、感動する!」
男子達は、騒ぎながら食事を楽しんでいるが、子供達は、手を付けようとしない。
『カレー嫌いだった?』
あ「…。」
ひ「…。」
2人の様子を見て
『大丈夫だよ、こぼして怒る人も、叩く人も居ないから、好きなように食べて?』
そう桜が声を掛けると、拙い手付でスプーンを持ち2人はカレーを1口食べる。
2人「!」
ガツガツガツガツ
物凄い勢いでカレーを平らげる2人。
2人「おかわり!」
『はぁい、用意するからサラダも食べてね?』
桜がお皿を受け取り継に行っている間に2人は、サラダを1口食べてみる。
あ「あっおいしい!」
ひ「おいしいね!」
にこにこしながら大人しくサラダを食べている子供達に、クレハは、汚れた口の周りを拭いてあげる。