第23章 少しづつ
3人は、楽しそうに遊びだし、邪魔にならないようにそっと桜は、部屋から出た。
キ「ちょまっ!秋兎強くねっ?!」
ヨ「ちょっと教えただけでこんなに強くなるもんかねっ!」
リビングでは、3人がスマブラをやっているようだが、秋兎の飲み込みが早かったようで、苦戦する大人2人。
(どっちも心配なさそうかな。ちょっと様子見するか。)
桜は、離れた所から、それぞれを観察していた。
1時間程たった頃
あ「お姉ちゃん、お腹空いた。」
ヨシヤとキヨは、秋兎にコテンパンにされていた。
『そろそろご飯の時間だね、用意してあるから、隣の部屋にも声掛けて来てくれる?』
桜は、秋兎にお願いすると、トトトと隣の部屋に駆けていった。
『おい、ヘボコンビ。ご飯の支度するから手伝って!』
項垂れている2人にトドメを刺す桜。
は~いとから元気な声で2人は立ち上がり、桜とご飯の支度を始める。