第20章 旅行
レ「クレハちゃん、ごめんなぁ。俺の彼女なんて言うてもうて。俺もどうしていいか分からなくて泣」
オドオドしながらクレハに謝る。
ふと、クレハを見るとポロポロ泣いていた
レ「えっ!どないしたんクレハちゃん!」
ク「こっ怖かったぁ。」
レ「そうだよね、怖かったよね!ごめんね、すぐ助けてあげられなくて…。」
ク「ぐずっ。ううん、助けてくれてありがとう!怖かったけど、彼女って言って貰えたの凄く嬉しかったよ!」
レ「あれは!どうしていいか分からなくてっ!」
ク「いつか本当に彼女にしてくれると嬉しいな。」
ボソッとそう言い、イタズラっぽく笑うクレハに、バクバクと心臓が鳴り止まないレトルト。