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出会いは突然に

第20章 旅行


車を走らせること数時間、目的地の旅館に着いた。

キ「すげぇ!めっちゃいいじゃん!」
ク「The和!って感じだね!」

由緒ある旅館らしく、その出で立ちに感動する一同。
中に入ると女将さんが近寄ってくる。

「ようこそお越しくださいまして、私女将の猫宮(こみや)と申します。ご予約の藤乃宮様でしょうか?」
よ「はいそうです!」
「遠くからお疲れになりましたでしょう。さぁこちらです!」

女将さんの案内で部屋に向かう。

部屋の前に着くと猫桜と書かれている

レ「ねこざくら?」
「これでこざくらと読みます。我が旅館は代々猫を愛でていまして、私の苗字にも猫が入っていまして。猫には、深い縁が有るんです。」

扉を開けるとそこには大きな居間が広がり所々に猫と桜の装飾がされており、奥には大きな窓が広がり緑と海が一望出来る。

「こちら真ん中で2つにお部屋が別れます。奥には露天風呂も有りますので、時間を気にせず温泉を堪能出来ます。それと我が旅館の最大の魅力は…。」

と、話してる途中に何処からともなく猫達が入ってくる。

『きゃあ!猫ちゃん!』
ク「可愛い!」
「我が旅館には、20匹程の猫が住み着いておりまして、こうやってお客様のお部屋を回って遊びに来るんです。」

一同は遊びに来た猫に夢中になった。
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