第17章 お仕事
店内に入り先ず地図を探した。
エスカレーター近くに大きな店舗案内があり、
キ「えーっと、あっ!あった!ここ!」
キヨが指さしたのは、アパレルショップだった。
『あっ』
キ「?どうした?」
『うっううん!何でもない!』
私は、ビックリした。だってこれ…
ショップの前に着き
キ「やっぱカッコイイよな!ずっとこのブランド気になっててさ!」
シュグレール
カジュアルなものから、革ジャンなど、幅広く取り揃えており、値段や品質の良さから今人気の高いメンズブランド。
『…。』
キ「ちょっと見てきていい?」
『うん、行っておいで!何かあったら呼んで!私ここで待ってるから!』
キ「?じゃあ、ちょっと行ってくる。」
桜の、態度に疑問を抱きながらも、気になっていたショップだったので、ワクワクの方が勝った。
(いやぁ、やっぱ俺の趣味にがっちりハマるんだよなぁ!あっ!これいい!)
一通り見て周り、入口をふと見ると桜がいなかった。
(あれ?どこ行った?)
キョロキョロと探していると、
キ「あっ!いた、桜。」
駆け寄って近づくと
『あっゆうや。』
キ「…何してるの?」
桜の手元を見ると何着か服を持っていた。