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【赤髪の白雪姫】小ネタ【オビ】

第2章 Shall we dance?






「さぁ、手を」

オビが腰をかがめて右手を差し出した。
左手は自分の背に回している。


『き、聞いてないわ。あなたが踊れるなんて』


「あれ、踊れないなんて言った覚えはないけど、」
片目をチラッとあけて言い返すオビ。


『そういう話じゃなくて』



「いやかい?」
オビは少し困った表情だ。



『そんなわけ…』

俯いていたララが顔をあげた。
オビは満足げに手を差し出す。

「それじゃ、手を」





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