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風が吹く【鬼滅の刃/不死川実弥】

第6章 胡蝶姉妹


隠に応急処置をしてもらった楓と実弥は、蝶屋敷に来ていた。
カ「ずいぶん派手に切ってしまいましたね。これは何針縫うことになるのかしら。」
楓は目の前に座る胡蝶カナエを見ていた。
楓(こんな綺麗な人が鬼殺隊にいるんだ。)
楓は自分の足の怪我を診てくれているカナエを、うっとりと見つめた。楓は今まで蝶屋敷にお世話になった時も、カナエには会ったことがなかった。サラサラの長い髪、綺麗な大きな瞳、おっとりとして優しい話し方。楓は羨ましいを超えて、もはや尊敬の念を抱いた。
カ「とりあえず洗浄と消毒ね。染みると思うけど、頑張ってね。」
カナエに笑いかけられて、楓はぶんぶんと頷いた。カナエは他の女の子に手伝ってもらいながら、テキパキと楓の処置を終わらせていく。
カ「これでいいわ。20針くらい縫ったから、しばらくは蝶屋敷にいてくださいね。抜糸は1週間後だから、それまではいてね。」
楓「わかりました。」
しばらく任務はお休みしないとなぁ、なんて楓が考えていると、診察室のドアが開いた。
カ「こらこら、ノックもせずに失礼ですよ。あら、実弥くん。」
診察室のドアを開けたのは実弥だった。
実「、、、わりぃ、ここにこいつがいるって聞いて」
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