第4章 初 体 験(♡♡)
そろそろこっちも、とリエーフがわたしからズボンを取り払う。そのまま一緒に、パンティも足から引っこ抜かれて。まくられていたTシャツとブラトップもよいしょと外されて、結局電気消してないのに、わたしもう何も身につけてない。
今度こそ恥ずかしさで気をやってしまいそうになりながら、でもどこを隠したらいいのか分からなくて、顔を隠してごろんと横向きに丸まった。
「ちょっと、悠里、だんごむしにならないで」
『むり。はずかしくて、っしんじゃう』
「だって、電気消したら見えないし」
『せめて豆電球にして!』
しぶしぶOKを出すリエーフ。急いで電気をリモコンで常夜灯に切り替えれば、ぼんやりとオレンジの光。よいしょ、と膝立ちのリエーフがシャツを脱ぎ捨てる。
『えろかっこよ……』
「イイカラダ、してます?」
『うん、かっこいい』
「それは悠里も一緒だよ」
そう言って、また胸をやわやわと揉みながら、ちゅ、ちゅ、とキスの雨を降らせる。首筋、胸、脇腹、下腹部、そして太もも。リエーフの細長い指が、隠すものを無くしたわたしの下生えの奥に触れる。
くちゅり、と。あふれ出した、蜜の音。
「悠里、濡れちゃったの?」
『リエーフの、せいだし…』
恥ずかしくて顔が燃えそう。てかもう燃えてる。可愛い、と言いながら笑って、リエーフはわたしの手を引いて起こす。目の前には、ズボンの向こうで存在を主張するソレ。
「嫌だったら、いいんスけど、
手か、口、貸して欲しいなって」
『わ、かった…』
脱がせて、と言われ、こくりと頷く。
短パンのズボンのウエストのゴムを膝まで下ろし、それからそっと、ソレを撫でる。ぴく、とリエーフの腰が揺れた。
そろりとボクサーパンツを下ろせば、頭をもたげた、硬いリエーフの熱。そっと右手で包み込み、ゆるく上下に動かす。合ってるのかな、やり方わかんない。そう思いながらリエーフの顔を見やれば、そのまま続けて、と余裕の無さそうな声。
それ、もっと聞きたいかも。
口の中に、唾液をためて。ぱくりと、先端に吸い付いた。