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アイドルと×××

第1章 マジかよ!?プロデューサー?


デビュー曲が決まってからの彼女達の日々はそれはもう忙しかった。ダンスレッスンも終えてこの日はレコーディング日。所属しているうちの会社に来てもらってレコーディングスタジオに移動した。
「よろしくお願いします。」
低姿勢でスタジオに入った彼女達は真剣そのものだった。

「いいか、自分の実力を発揮するいい機会だぞ!思う存分に大きな声で歌うように!」
俺のアドバイスに耳を傾けてくれてヘッドフォンをそれぞれが装着する。
「それではレコーディング開始します。準備はいいですか?」
スタッフさんの掛け声に大きな声で返事する彼女達。そして曲が流れ始めた。

キーンコーンカーンコーン♫キーンコーンカーンコーン♫
彩香:さぁさぁ目を覚そう♪ウキウキな毎日が始まるよ
雪子:モリモリ朝ごはん食べよ♪今日も頑張れるよね♫

依子:スキップしてルンルルン 心弾むよ♪飛び出してワンダーランド
珠江:みんなもおいでよ仲間が待ってるよ♪

トキガル:スクーリングベル スクーリングベル♪スクーリングベル スクーリングベル
雪子:あなたのこと大好きだよ♪

トキガル:スクーリングベル スクーリングベル♪スクーリングベル スクーリングベル

彩香:落ち込んだ時はそばにいるから~さぁ、学校に行こうよ♪

珠江:皆んなで通った桜並木も~今は青々緑の葉っぱいっぱい♪
アーニャ:秋には赤や黄色に色づいて~一年中楽しいよ♪

依子:ハイタッチしてチャッチャッチャ♪分かち合おう友達の輪♪
アーニャ:キュンとする恋心は~乙女の印だね♪

トキガル:スクーリングベル スクーリングベル♪スクーリングベル スクーリングベル

依子:ずっとあなたに会いたかったんだよ♪

トキガル:スクーリングベル スクーリングベル♪スクーリングベル スクーリングベル
雪子:いつもあなたのこと応援してるから~さぁ、手を伸ばして♫


依子:6年間?いや3年間?4年間かも?
彩香:これからもずっとよろしくね♪うちらの絆は消えないから~

トキガル:スクーリングベル スクーリングベル♪スクーリングベル スクーリングベル
雪子:あなたのこと大好きだよ♪

トキガル:スクーリングベル スクーリングベル♪スクーリングベル スクーリングベル

彩香:落ち込んだ時はそばにいるから~さぁ、学校に行こうよ♪

スタッフ「はい、OKです。レコーディング終了です。」
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