第4章 解散式の夜
ジャン「はぁ? 話聞いてたか?」
ジャンは少し呆れ気味に聞いた
エレン「【勝てないと思うから諦める】ってとこまで聞いた」
ジャン「…」
エレン「なぁ… 諦めて良いことあるのか? あえて希望を捨ててまで現実逃避する方がいいのか?」
「……」
エレン「そもそも 巨人に物量戦を挑んで負けるのは当たり前だ
4年前の敗因の1つは巨人に対しての無知だ… 負けはしたが得た情報は確実に次の希望に繋がる
お前は戦術の発達を放棄してまで大人しく巨人の飯になりたいのか? ……冗談だろ?」
エレンは一度息をつくと周りを見た
エレン「オレには夢がある…
巨人を駆逐してこの狭い壁内の世界を出たら …外の世界を
探検するんだ」