第4章 解散式の夜
マルコ「なっ…… お前……」
ざわつく周りをマルコは濡れた顔で見渡した
マルコ「は…恥を知れよ 少なくともオレは____」
ジャン「あ〜 すまん オレが悪かった
お前は優等生だったな
しかしお前らならどうする?」
ジャンは周りの人達にコップを突き出した
ジャン「オレ達が内地に住める機会なんてそうそうないぜ⁉︎
それでも【人類の砦】とかいう美名のためにここに残るのか?」
ジャンは立ち上がった
その言葉に周りの人達は黙り込んだ
「そりゃあ…
好きでこんな端っこに生まれたわけじゃないし…
巨人の足音に怯えなくて済むんなら…」