第4章 解散式の夜
ここは訓練兵団の兵舎
解散式のあと解散した、104期生は食堂で盛り上がっていた
「いーよな お前らは10番以内に入れてよ!
どーせ憲兵団に入るんだろ?」
ジャン「ハァ?
当たり前だろ 何のために10番以内を目指したと思ってんだ」
馬面の男が答える
マルコ「オレも憲兵団にするよ
王の近くで仕事ができるなんて…光栄だ‼︎」
ジャン「まだお利口さんをやってんのかマルコ…」
マルコ「ぶっ‼︎」
飲み物を飲んでいたマルコの頭をジャンが叩いた
マルコの顔に飲み物がかかってしまった
ジャン「言えよ本音を 内地に行けるからだろ?
やっとこのクッソ息苦しい最前線の街から脱出できるからだ‼︎
内地での安全で快適な暮らしがオレ達を待ってっからだろうが‼︎」
ジャンは、興奮した表情で拳で机を叩きながら叫んだ