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音の溢れる世界でいつか【煉獄さん】【鬼滅の刃】
第9章 燃やして欲しい、私の全て※
こうして私は
愛おしい緋色の隻眼に見送られ
大切な3人を救うべく
人々の欲望渦巻く夜の街
遊郭
へ出発したのだった。
無理やり嵌め込み
急な速度で回り始めた歯車は
戸惑う私の気持ちを煙で覆い隠し
どんどんどんどん進んでいく
大丈夫?
置いてけぼりになってない?
そんなことを考える暇もないほどに
手を引くあなたについて行くことしか
その時の私には出来なかったの
✳︎第九章-完-✳︎
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