第9章 燃やして欲しい、私の全て※

「…指を…増やすぞ…」


私の変化を察知した炎柱様が、中に埋める指を、一本から二本に増やした。

質量が増したそれに


「…ひっ…！」


情けない声を漏らしてしまうと


「…すまない…だが…慣らさなければ…俺のは…入らない…！」


炎柱様は、"すまない"と言う言葉の通り、申し訳なさそうな声でそう言った。


…入らないって…もしかして…


不安になり、チラリと炎柱様の下半身に視線を向けると


っ見るんじゃなかった…！


そう後悔してしまうほど、凶器的に見えるソレが私の視界に入った。


…あんなの…絶対に入らないよ！


あまりの大きさに怖気づきそうになるも


…はぁ…はぁ…


薬が効いて相当辛いはずなのに、懸命に自分の欲を抑えながら私がなるべく痛い思いをしないようにと中を解してくれる炎柱様の姿が愛おしくて堪らない。


「……もぅ…平気…ですから…」


もうこれ以上我慢させるわけにはいかないと、炎柱様の手を取り私がそう言うと


「…本当に…いいんだな…？」


中から2本の指を引き抜き、私の目をじっと、熱く燃えるような瞳で見つめながらそう問いかけてくる。


「…今更それ…聞きます？」


嫌なはずないじゃない


「…そうだな…流石の俺も…もう止まれない…」


私だってもう止まれない


口には出せず、心の中でそう返事をする私はこんな状況になっても相変わらずだと我ながら呆れてしまう。


「…止まらないで…来てください」


普段絶対に出さないような甘えた声でそう言うと


「…っ…！」


炎柱様は、グッと私の脚を左右に大きく広げ、熱くそそりたったソレが私の入り口にあてがった。


「…一気にいくのと…じわじわいくの…どちらが良い？」

「…どちらも痛むのであれば、一気に…お願いします…！」

「…わかった…」


炎柱様はそう言い終わると、私にグッと顔を寄せ

ちぅぅぅぅ

と、濃厚な口付けをし、私の入口を確認するように炎柱様のソレで2.3度撫でた後


グチュッ


「…っんー！！！」


私の中に一気に押しいった。