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音の溢れる世界でいつか【煉獄さん】【鬼滅の刃】
第6章 生きてこの先の刻を共に
絶対に死なせたくないと思ったの。
生きていて欲しいと思ったの。
でもそれは
課せられた任務を
遂行したいという理由だけじゃない。
生きていて欲しいと私自身が願ったから。
好き人には生きて、笑っていて欲しい。
その隣に自分がいたいなんて
そんな烏滸がましいこと望んだりしない。
だけど遠くから想うことだけは。
初めて抱いたこの感情を
心に秘め抱き続けることだけは
どうか許して下さい。
それだけでまた明日もまた
鬼と戦うことが出来るから。
✳︎第六章-完-✳︎
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