• テキストサイズ

【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第45章 ゾンビに囲まれた別荘〜大事な話〜


ーー貴方side

山村警部を落ち着かせ、今まで起こった出来事を説明し終えた私達。するとコナン君が私の服を少し引っ張ってきた。

コナン「雪姉ちゃんは蘭姉ちゃん達の所で待っててくれる?」
雪「えっでも事件が……」
コナン「2人の事、頼めるの雪姉ちゃんしかいないし」
雪「う、うん。分かった」

解決したら呼びに行くと言われ、私は蘭ちゃんと和葉ちゃんが待機している部屋へと向かった。

雪「2人共、何話してるの?」
蘭「あ、雪」
和葉「私がここに来た訳について話しとったんよ」

服部君が和葉ちゃんに大事な話があると言ってこの別荘に連れてきたと話す。

雪「大事な話って……こくはku……むぐっ⁈」
蘭「へ、へぇ〜なんだろうね!」

私の口を蘭ちゃんの手が塞ぎ、耳元で言っちゃダメだと和葉ちゃんには聞こえないように言ってきた。

和葉「どないしたん、何か言いかけてたけど?」
雪「な、何でもないよ……あはは」
和葉「ふーん……あ、そう言えば雪に聞きたい事あったんやった」

少し怪しまれたが、それよりも私に聞きたい事があるらしく真剣な顔になる和葉ちゃん。

和葉「雪って平次の事、どう思っとるん?」
雪「服部君? 普通に友達だと思ってるけど……」
和葉「ほんまに? いつも事件が起きると呼ばれるやん?」

服部君の事が好きな和葉ちゃん。ずっと聞きたかったのか少し不安そうな顔をしていた。

雪「服部君の事、本当に友達だと思ってるよ。それに私は和葉ちゃんを応援してる人」
和葉「雪……ありがとうな!」

私の言葉に和葉ちゃんは笑顔になる。服部君と和葉ちゃんが恋仲になるのもそう遠くないかも知れない。

そんな事を話していると服部君が部屋に入って来た。どうやら私達が話している間に事件が解決したらしく、和葉ちゃんを迎えに来たようだった。

服部「事件は無事解決や、詳しくは工藤に聞いてくれ」
雪「了解、2人はもう行くの?」
服部「まあな、和葉に大事な話があるんや」

きっと告白をするのだろうと思い、隣で聞いていた蘭ちゃんの方を見ると同じ事を考えているのかニコニコしていた。

蘭「和葉ちゃんファイト!」
雪「うんうん!」
和葉「ど、どないしたん⁈」

私と蘭ちゃんは和葉ちゃんの背中を押して笑顔で見送る。するとコナン君と少し体調が良くなったのか小五郎さんがやって来た。

雪「コナン君、お疲れ様」
/ 221ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp