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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第24章 異次元の狙撃手〜後日談〜


ーー諸伏side

赤井「対象は沈黙、オールクリア」
諸伏「……無事に確保出来たみたいだ」

犯人を狙撃したのは赤井、俺でも良かったが場所的な理由から彼が狙撃を行った。それぞれ何処かに連絡を入れ、後はこの場を去るだけだったが一つ気になる事があった。

諸伏「そろそろ教えてもらっても良いか、俺をここに呼んだ理由」

事件が解決したら教えると言った彼は、そうだったなと返事をした。

赤井「あの時の事を謝りたいと思ってな、身分を隠してたとはいえ自決まで追い込んでしまった」
諸伏「あの時か……それならもう気にしていない」

俺も身分を隠していたしバレた時も焦りから自決しようとしたのだから。でもそれがきっかけで大切な人が出来た。

赤井「そうか。それともう一つ……彼女を想うのは君達だけではないからな」
諸伏「それって……ってまさか⁈」
赤井「ではな」

いつの間に、と聞く前に俺に背中を向け去っていく赤井秀一。彼女とは雪の事だろう。

諸伏「はぁ……俺も本気でいこうかな」

なんて事を呟きながらその場を後にするのだった。



ーーオマケ

翌日、コナン君が足を怪我したと知りお見舞いに行った。昨日の事件の時、花火ボールを打って助けてくれたお礼も言いたかったからだ。

雪「コナン君、昨日はあり……何してるの?」
コナン「あ、雪!」

阿笠博士の家にいると蘭ちゃんから聞き、部屋に入ると不機嫌そうな顔をしているコナン君は黙々と何かをしていた。

コナン「丁度良かっ……」
灰原「ダメよ江戸川君、1人でやりなさい」
コナン「いや俺、怪我人……」

やっていたのは子供達が作っていた宿題の色塗り。事件でサボっていた分、色塗りは1人でやるように言われたのだろう。怪我人とか関係ないと哀ちゃんに注意されていた。

灰原「雪お姉さんはあったてお茶にしましょ」
コナン「あ、おい……雪、灰原!」
雪「あはは……が、頑張ってね」

その後、何とか宿題を終わらせたコナン君に改めてお礼を言いました。
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