第134章 君の元へ
いけなかった降谷さんはすこし不満そうにしているが、私がまたがって少し焦った様子だった。
「まて…カバンにゴム入れて…」
「大丈夫…このまま。」
降谷さんのお腹に手を置き、右手で彼のソレを掴むとそのままゆっくり沈むように挿れていった。
「めぐみっ。止まれなくなるからーー。今の僕はナカに…。」
「お薬飲んでるから…その…ナカ…でも大丈夫。」
昔から月のものは重い方だったから、病院に行ける時は痛みを軽くするために貰っていた。
「…っそれは…」
ぐっと奥まで挿れ、降谷さんの胸に両手を置いた。
「…だから…その……ナカにくだ、さい…。」
「…くっ、反則だろ。」
「きゃっ。」
繋がったまま降谷さんは私の腰を掴みぐるりと反転し、私の上に覆い被さった。
「いいんだな?」
欲しいーー…降谷さんの全部が欲しい。
想いも身体も未来も…過去もーー…。
降谷さんの背負ってるもの全部ーー。
「降谷零さんの…全部…ください。私にーー…」
ポロポロと涙を流し、私は降谷さんに両手を伸ばした。
「…全部受け止めるからーー…。」
「めぐみっ。」
降谷さんも顔を歪め、私の頬に流れる涙を拭ってくれた。
「僕もだ。めぐみの世界を奪うことになる。ここには帰って来れない。それでもめぐみを僕のものにしたい。これから先の未来もすべてーー…。」
私は何度も頷いた。
首に手を回し、力一杯降谷さんを抱きしめた。