第124章 モテ期
次の日朝早く、私は痛い身体を引きずってポアロに出勤した。
スッキリした顔で横で寝る降谷さんを叩き起こしてポアロの近くまで送ってもらったけど…
今考えたらもう少し寝かしてあげればよかったかな。
いや!あのニヤニヤした顔思い出したらそれでも足りないくらいだ!一人ですっきりしやがって!
結局ほとんど寝れてないし、身体中いたいし、何より梓さんに借りた婦警の服がーーー…
「おはよう!」
昨日のハロウィンパーティー出たゴミを梓さん達がまとめてくれてたので、裏に出したりしてたら、梓さんが出勤してきた。
「めぐみちゃん、早いねー。ゴミとか出してくれたんだ、ありがとう。」
「おはよう。昨日はごめんね。片付けとか全部任せちゃった。」
「ううん、みんなでやったから大丈夫。酔いは平気?二日酔いとか。」
「今は何ともないよ。記憶はないけどね。安室さんから聞いた。たくさん迷惑かけたみたいで…ごめん。」
「ふふ、びっくりしたけど、可愛かったよー。あずちゃんって呼んでくれてもいいんだよ。」
「えっ。私そんなこと言ったの?」
「うん、あずちゃんとかあっずー、とか。」
モーニングの準備をしながら私は自己嫌悪で頭を項垂れた。
「…無理にキスとかしてない?」
「うん、しようって言われたけど、ずっと安室さんが押さえてたから。誰ともしてないんじゃないかな?」
「よかったー。せっかくの京極さんのパーティーだったのに。」
ちなみに今日の夜にはすでに、園子ちゃんたちには全員お詫びのメール入れている。
みんな笑ってくれてたけど…。
「そんなことよりさ…ふふふふ。あんな酔った状態で安室さんの家に行ったんでしょ?」
「…うっ、まぁ…。」
「きゃー!それは盛り上がったんだろうな!」
酔った状態の時は車の中でしました。
「家に着く頃には酔いは覚めてたから。はは。」
嘘は言ってない。
「二人で警官の服着てたんだしさ!警察官ごっことかしたの!?」
アイスコーヒーを作りながら梓さんは鼻息粗く、目を爛々とさせ私を見つめた。