第116章 気持ち
あんだけ別れ話のように離れていったくせに…
ローラさんにはバカにされ、すごく惨めで悲しかったのに…
「どれだけツラかったと思ってるんですか…!急に離れていくし…!ポアロではニコニコしなきゃいけないし…!それなのに、またそんな振り回して!そんな都合の良い話あるわけがない!!私…そんな軽い女じゃないですから!」
「すまない…」
「絶対…絶対っ!離してって言われても、離してやんない!ずっとそばにいてやる!」
「ありがとう、めぐみ。」
「あぁ!もうっ!なんで今なんですか!?」
顔も見れない、こんな状況でいう男いる!?
「いつも事件の中にいる、僕らしいと思わないか?」
「そんなの知らないよっ!もう!犯人どこ!?」
ふふっと、インカム越しに笑う降谷さんの声が聞こえて、私は涙をぐっと我慢した。