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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第115章 公安と人


「ふ、降谷さん…」

よろよろと目を押さえローラさん達もビルから出てきた。

「ローラは風見を。香山は車を…いや、ここは狭いか。」


どうやって追跡するか考えているようだ。





「降谷さん。」


私は彼に近づいた。
キッと睨んでくるローラさんを知らないふりして私は言った。


「私たちのバイクに乗ってください。」

「…めぐみ…“たち”?」







「あねさーーーーーん!お待たせしました!」
「な、なんでタロー達が。」
「この辺に詳しいからです。そんなことより犯人追いましょう。」
「僕さっきのバイクに発信器つけといたよ!!」



タロー達はみんなでバイクに乗ってきた。
ジローは私のバイクに乗って持ってきてくれていた。



「いけません!危なすぎます!」
「ローラさん…でも、そんなこと言ってたら逃げられます。」
「それでもこれは公安の仕事です…!貴方達一般市民に…!」


「ぐだぐだぐだぐだうるせぇな。」
「…はっ?」

「公安と人、公安と一般人、公安と一般市民…」

私はグッとローラさんの胸ぐらを掴んで引き寄せ、至近距離でじっと目を見つめた。

「どんな立場だろうが、どんな人間だろうが、命をかけてでも守りたいものや、成し遂げたいことがあるんだよ。」
「…っ!」
「てめぇらだけが背負うな。」

掴んでいた胸ぐらを乱暴に突き放し、私はタロー達の前に立った。



「いいか、おめぇら。これから犯人を追跡する。ここの捜査員の方と…探偵さんとコナンくんを後ろ乗せて、道案内しろ。」
「めぐみっ!」

降谷さんも私の肩を掴んできた。


「降谷さん、彼らは新しい道、封鎖された道、近道、全部把握してます。利用してください。私たちを。」
「…。」
「それとも足で走りますか?」



「…香山、お前はジローの後ろに。」
「はい。」

降谷さんは少し眉を寄せた後、私に背を向けた。

「ローラは風見を頼む。」
「ふ、降谷さん!!」
「ローラ。命令だ。」
「…はい。」



信じられないという、表情のローラさんに向かって私はビシッと指を刺した。


「てめぇの言う“一般人”の力、目ぇ、かっぴろげてよぉぉーーく見とけ!!公安野郎!!」

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