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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第109章 キス


「そんな中君と出会って、めぐみを大切に思うようになった。この先もし君を失うようなことになったら…僕はもう立てなくなる。きっともう二度と立ち上がる事も、進む事も出来なくなる。」




「次はもうきっと…耐えられない。」

「……。」






「…だから、めぐみ。さっきのキスで最後だ。」





ーー…ごめん。と私の頭に口を寄せながら、降谷さんが小さく謝った。





「…ふるや…さん。」

「何度も君に思いを告げようとした。恋人にしたいと願ったーー…。」



ドクドクと自分の心臓の音が響く。

目の前には降谷さんの胸があって、私はそこにおでこを押し付けた。




「僕は…臆病でずるいからーー…立ち止まらないためには、もうこれしか思いつかないんだ。」







「めぐみ…ごめん…」




降谷さんはもう一度小さな声で私に謝った。

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