第106章 あれから
【おまけ】〜小話 あの時の二人〜
バーボンはめぐみを探していた。
暗闇でめぐみがいなくなり、少しバーボンも焦っていた。
敵に追われ、制圧している間、キャサリンには小さな部屋に待ってもらっていた。
一人の男を捕まえ、地面に倒すと銃を額に押し付けた。
「鬼頭はどこです?」
「ひぃ!やめてくれ、俺たちはただ雇われただけだ!奴なら四階西側の端の部屋にいるはずだ!」
忠誠心も何もないーー。
銃のグリップ下の部分を男の人首の後ろに振り下ろし、気絶させると探偵バッチに口を近づけた。
「彼女と鬼頭は四階西端の部屋にいる可能性高いですね。」
『なら待て。射線が通る部屋に移動する。』
「ちっ、早くしてください。」
『ここならいいだろう。そっちのカーテンが邪魔だ。怪しまれないようにカーテンを開けてくれ。』
「難しいこと言わないでください。」
『相手を油断させるのは君は得意だろう。』
「くっ、いちいち癪に触るっ!」
『窓からの射線を考えて鬼頭を立たせてくれよ。』
「いちいち偉そうですね。」
『あぁ、すまない。』
バーボンはイライラとしながら、近くの部屋に隠れているキャサリンを迎えに行った。
彼女を連れ、4階の扉の前に着くと、バーボンは小さくバッチに囁いた。
「これで終わりにさせますよ。」
『了解。任せた。』
めぐみが、鬼頭にライトをぶん回しているあいだの、バーボンと赤井さんでした。
めぐみの前では、バーボンが赤井さんに指示ばかりしているように見えたけど、実はこんなやりとりしてましたよ。って小話。