• テキストサイズ

そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第104章 共闘


「くそ!あの組織が何で!!おい!お前たち!あの男をやったら報酬をやる!」
「えっ?俺たちですか?」

AV男優二人は困ったように顔を見合わせた。

「いいから!やれ!他より高い金でお前たちを雇ってるんだ!」


男優は私から手を離すと、しぶしぶバーボンに向かって走りだした。

が、そんなやる気のない状態でバーボンに勝てるはずもない。

一発ずつパンチを喰らうだけで簡単にのされてしまった。




「くっ…!」

「さて。貴方には色々聞きたいことがあります。大人しくしてくれますね?」




「…くく、弾を使い果たしたと言ったのは悪手だな。」

鬼頭はスーツの内ポケットから、拳銃を取り出すとバーボンに向けた。


バーボンは素直に両手を上げた。




「えぇ。弾を使い果たしてしまいましたよ。…僕はね。」
「…?」


「めぐみさん!カーテンを開けてください!」
「えっ!あ、はいっ!!」


私は後ろの窓の真っ黒のカーテンを全開にした。



「赤井っ!今です!」
『了解。』


バーボンがバッチに向かって叫ぶと、低い赤井さんの声が聞こえてきた。





ダンッ!
パリンッ!






一発の銃声と窓ガラスの割れる音。




そして、手を押さえうずくまる鬼頭がいた。




「くっ…もう一人……!?ビルの向かい…だと!?」





バーボンは鬼頭に向かって歩み寄ると、足元に転がる拳銃を拾い上げた。

「制圧完了しました。」
『わかった、ここから撤収する。君は組織でやることがあるんだろう。めぐみと彼女を引き取ろう。』
「不本意ですが、頼みます。」




ーーー…すごい。

狙撃した。手だけを確実に…。


弾がなくなったと油断させたり、カーテンを開けさせるタイミングや、鬼頭の場所、全部計算したんだろうか。

だとしたら…この二人…本当にすごい。
/ 1084ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp