• テキストサイズ

そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第99章 バーボン【その2】


…どうしよう。

このままバーボンについていったら無理矢理でも、手を引かされる。
そうなったら連れ去られた女性たちは?
今もなおお母さんの帰りを待つ子供は?


勿論降谷さんに任せてもきっと解決してくれる。

けど、最短で助けられるのは3日後だ。



私一人で何ができるか私にもわからないけど、でも…どうにかしたい。






私はスマホを握りしめ、電話をかけた。


こんな夜遅くだけど、私の今の立場を知っているからきっと電話に出てくれる。



『もしもし!何かあった!?』
「梓さん。…手がかりを掴んだの。」
『ほんと!?じゃあ、それを警察に…』
「もうちょっと待ってて。もう少し頑張ってみる。」
『えっ!?でも…危ないよ。』
「大丈夫。だから…ちょっと4日間ほどポアロ休んでいい?」
『それは構わないけど…安室さんに…』
「バレちゃったの。だから、少し逃げる。」
『えっ!?でも…!』
「安室さんがポアロに来るだろうけど、私のことは知らないって言っておいて。それじゃ。』
「えっ!まって!めぐみちゃん!」



私は着替える控え室の中で、スマホをカバンに突っ込んだ。

今はまだ安室さんは会計をしているはずだ。
私が着替えてると思ってそんなに急いでないだろう。


私はカバンを抱え、着替えもせず、裏口から飛び出した。








どっちに向かおう。

どこに逃げよう。


安室さんの手の届かないところーーー!















ヴォーーンというエンジン音が響き、ヘッドライトを照らされた。
私は眩しくて手で目を覆った。

低いエンジン音。





「困ってるようだな。」
「ーーー赤井…さんっ!」
「乗れ。」




何でこんなところに。なんて、聞いてる暇はない。

いつ安室さんがお店から出てくるかわからない。


私は赤い外車の助手席に乗り込んだ。

/ 1084ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp