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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第93章 休暇4【観光編】


朝ごはんも済ませ、私たちは旅館の前にいた。

快晴。

気温もまずまず。観光日和だ。



旅館で貰った観光マップを開いて2人で顔を寄せ眺めた。


「めぐみさん、行きたいところあります?」
「うーん、安室さんが行きたいところ行きましょ。」
「そうですね。マップ見る限り、至る所に足湯があったり、結構見るところありそうですね。こっちからぐるっと歩いて行ってみますか。」
「はーい。…あの…でも」
「どうしました?」
「酷い…筋肉痛で…その…たまに休憩多めに入れてくれると嬉しいなぁ、なんて。」
「まったく。日頃からもっとトレーニングを…」
「…寝かせてくれなかったじゃん。」
「そりゃ、せっかくの休暇は満喫しませんとね?昨日はめぐみさんを堪能しましたから。」
「……。」

おかげでこちらは、身体中筋肉痛みたいに痛いし、膝をついてたから膝も赤いし、喉も痛い。


「さ、いきましょうか」

朝からスッキリした顔で笑顔を浮かべ、安室さんは一人歩き出した。
それを追いかけるように私もついて行った。



温泉のお湯が流れる川を眺めたり、足湯に浸かってみたり、食べ歩きはほかほかの温泉饅頭。

いつも事件とかに走り回ってる安室さんからしたら、楽しめているだろうか。

つい私に合わせて無理して楽しんでるんじゃないかと不安になってしまう。


「安室さん、飲むわらび餅だって。飲んでみる?」
「ん、ありがとう。」

カップを渡すと、ストローを吸う安室さん。とたん眉を寄せた。

「…甘いです。」
「ふふ、ね。私にも甘すぎた。あ、じゃあ、焼き鳥も食べ歩きできるみたい。お口直しに一本食べよ。」
「いいですね。」


お外だから安室さんは丁寧な口調だけど、なんだか最近は違和感しかない。


「ね、安室さん?」
「はい?」
「一応…恋人…だし。敬語やめませんか?…難しい?」
「…うむ。それもそうだ。」

笑顔は安室さんの優しい笑顔のままそう答えた。

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