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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第91章 休暇 2


次の日安室さんはお休みだったので、赤井さんからの預かり物を渡すことは出来なかった。
来週まででいいと言っていたので、今度会った時に渡そうとロッカーに大事にしまった。

「ねぇ。めぐみちゃん?」

お昼過ぎてちょっと暇な時、梓さんが私のところに来てこそこそと話し出した。


「昨日さー?」
「ん?」
「安室さんが来た時に見ちゃったんだけど…」
「うん。」
「手首…赤かったよね?」
「へぇー…あぁ、昨日包帯巻いてあげたよ?どうしたんだろうねー。」



「めぐみちゃん?」

梓さんはにっこり笑って私の手を取った。

「は、はい。」
「とぼけても無駄よ。以前私の彼氏にもできた同じ跡よ!」

「…なんの?」
「て じょ う。 
 きゃっ!やだ!めぐみちゃんも使ってるんじゃない!」
言ってよーと、目をらんらんと輝かせ梓さんは私にさらに身体を寄せてきた。

「いやいや、探偵業でついたのかもしれないよ!」
「そっちの方が怖いわよ。事件に巻き込まれてるじゃないの。」

うっ。

「めぐみちゃんって誤魔化すの苦手よね。いいじゃない。別に。」
「いやね。梓さんの彼氏は私見たことないし、知らない人なのよ。でもね、私の場合安室さんは一緒に働いてるからね?すぐ近くだからね?あー、この二人昨日手錠で遊んだのね…って思われながら働くの恥ずかしいからね?」

早口でそう捲し立てると、梓さんは大声で笑った。

「ごめんね。確かにそうかもね。でも私安室さんの前では知らんぷりできる自信あるから!」

ーーそう言う問題じゃない。

という言葉を飲み込んで、私は暇な時間を潰すようにカウンターを拭いた。


「で、安室さんは素直につけさせてくれたの?」
「ん…まぁ。最後は頼んだかな…。梓さんはどうやってつけたの?」
「私?私は普通にこれつけよって言ったら、いいねーって自分からノリノリだったよ。」

梓さんの彼氏さんと安室さんが性格が違いすぎる!
根本的にノリノリなのは違わないんだろうけれど…
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