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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第90章 休暇


隣の家に向かい、インターホンを鳴らそうと指を立てたところで、向こうからドアが開いた。

沖矢さんの格好だった。


「やぁ。」
しかし、声は赤井さんだった。
「こんにちは。」
「あぁ。」

赤井さんは中に入っていくので、私もついて行った。


「坊やから色々聞いてる。また色々巻き込まれたりしてるようだな。」
「…そこまでじゃ。」
「コーヒー飲むか?」
「ありがとう、でも、用事があるからすぐ帰ります。」
「わかった。じゃあ、安室くんに渡してもらいたいものがあるんでな、持ってくる。」


赤井さんは私をリビングに残したまま、赤井さんは奥の部屋に入っていった。

渡したいものってなんだろうか。FBIから公安への重要な書類とか?いや、重要なものを私なんかに渡さないだろう。

…一体なんだろう。




「これだ。」

そう言って私に突き出したのは小さな紙袋。
意外だった。

とても小さいから。

「…?」
「めぐみは見るなよ。」
「わ、わかりました。」

見るなと言われるほどの大切なものなのだろう。

何が入ってるのか検討もつかないが、壊れないよう大事に抱えた。


「来週旅行にいくんだろう?その前に渡すように。」
「わかりました!…なんで旅行しってるの?」
「……坊やに聞いた。」
「坊やにはさっき言ったのに?」
「あぁ、さっきの電話でな。」



…どんな話の流れで私の旅行の話になるのか分からない。
が、聞いたところで、また流されるんだろう。


どいつもこいつも秘密ばっかりで困る。

ーー…あ、私もか。

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