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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第87章 優しさ


朝、安室さんとポアロに到着すると、私のパソコンが昨日のままだと言うことに気付いた。


「めぐみ…運が悪いな。」
「どうしよう…データとか…みんなのお給料に、発注先のことや、シフトは…まぁ簡単だからいいけど…」
「マスターに言って新しいの…ってしかないだろうけど…仕方ない。僕が買ってあげるよ。」
「え?税金で?」
「僕の給料からだよ。めぐみには助けられたから。」
「でも…」
「おにぎりのお礼。…あと…」

安室さんは耳元に急に口を近づけて囁いた。

「マッサージも。」

耳元で言われると、マッサージがいやらしいことみたいじゃないか!私は純粋に安室さんを癒してあげようとしたのに!


「…1番高いやつで。」
「何言ってんだ。最低限でいいだろ。」
「ちぇ。…今日は取引先に電話しないとなー。」
コーヒー豆の販売元とかに連絡して買わないとポアロでコーヒー出せなくなっちゃう。
それに、過去1か月のみんなの勤務時間のデータも飛んだから、みんなのお給料いくら払えばいいのかわかんない…
これはマスターに相談だな…

「手伝うよ」
「ありがとう。」
「データの復旧…そういうの得意なやつに頼むか…。」
「え?いいの?」
「そいつが忙しくなかったらな。」
「警察関係の方?なら無理しないで。ただの喫茶店のデータだもん。」
「あぁ。」



2人で開店準備をしていたら、コナンくんが外からこちらを覗いていた。

「おはよーコナンくん。怪我は?」
「僕はそんなに。昨日安室さんがガラスで腕怪我したから気になって。」

安室さんはにこにこ笑いながらカウンター内でアイスコーヒーを作っていた。

「僕は平気ですよ。めぐみさんに手当してもらいましたから。」
「銃でビルの硬い窓ガラス割って入るなんて無茶しすぎだよ。」
「そうでもしないと君落下しただろう。あの高さから落ちたら命はないよ。」

「…は?」

二人の会話に私は目が点になった。

「おっと。彼女には詳しく話してないんだった。」
「そうなの?てっきりめぐみさん知ってるとばかり。」
「だって、まずハクチョウとは何かって説明からしないといけないから。」
「あー…」

哀れな目で見てくる二人。


しばいたろかな。





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