第85章 彼の仕事【四章】
次の日ーー…
今日は朝から雨が降っていた。
少し上着がいるくらいで、肌寒さを感じた。
朝からシフトが入ってるのは梓さんだが、いつ安室さんやコナンくんが来てもいいように私もポアロにきてパソコンをしていた。
今日はコナンくんは来なかったようだった。
蘭ちゃんたちは大丈夫だろうか。
心配な人が多すぎて、パソコン仕事が手につかない。
「はぁ。」
わかりやすいため息を一つ。
発注も終わらせ特にやることがない。
安室さんの予定もわからないから、埋まることのないシフト表を画面にだしてぼーっとしていた。
すると急にパソコンの画面が真っ暗になった。
「えっ?」
バチバチッと音がしてシューーっと煙が上がりはじめた。
「爆発するの!?」
って身構えたが、それ以上何も起こらなかった。
「大丈夫!?めぐみちゃん!?」
「う、うん!パソコンが…私のパソコンが…」
お亡くなりに…
「どうしたの?」
「わかんない。なんかクラッシュしちゃった。」
すると、なんだがお店の外も騒がしくなってきた。
叫び声も聞こえてくる。
「ぞ,ゾンビ映画始まった…?」
って言ってしまうぐらい怖くなってきた。
外で何が起きているんだろうか。
「怖いね…」
梓さんがそう呟いて、携帯で調べ始めた。
「何が起きてるかわかった?」
「ううん。原因はわかんないけど、家電や携帯とかがショートしたり壊れたりしてるみたい。それも同時に…!」
「…。」
「今日はもうお店閉めよう。危ないから。マスターも許してくれるよ。」
「そうだね。」
片付けもそこそこに、お店を閉めると梓さんは帰っていった。
「気をつけてね!携帯もクラッシュする可能性あるみたいだからポケットじゃなくてカバンに入れた方がいいかも!」
「うん、ありがとうめぐみちゃん。めぐみちゃんも気をつけて帰ってね。」