第84章 彼の仕事【三章】
ホットドックを買って、再び二人のところに戻ると目に持っていたホットドックを風見さんに押し付けた。
「はい、これ食べて頑張ってくださいね!」
「…はい。」
「【風見さーん、食べないと仕事なんないっすよー?】」
「…?」
「ってコータさんなら言うと思いません?」
「そう…ですね。食べます。頑張ります。」
眉を寄せた風見さん。
潜入をしている安室さんに比べ、風見さんはコータさんと一緒にいた時間はきっと誰よりも長いだろう。
悔しさは風見さんだってきっとーーー…。
「……。めぐみ、そろそろ行こう。」
「はい。それじゃ風見さんまた!」
「はい。」
手を振り、カートを押す安室さんの後を追いかけた。
コナンくんも安室さんも風見さんも。
みんながそれぞれの思いで頑張ってる。
私に出来ることは少ないけれど…、それでも出来ることを全力でやりたい。