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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第71章 これが本当の


あれから数日がたって私達は日常を取り戻した。


……かにみえた。



「あねさーーん!」

タローだ。

梓さんがカウンターの中で首を傾げている。
私はタローの元にいき、梓さんから見えないところで、彼の足の甲を踵で踏みつけた。

「った!」
「黙れ。私のことをあねさんって呼ぶな。」
「は、はい。」
「なに飲む。」
「あ、アイスコーヒー…」
「黙って待ってなさい。」
「はい。」




カウンターに戻ると梓さんが私に近寄ってきた。

「めぐみちゃん知り合い?」
「ううん。ぜんっぜん。知り合いというか、以前お店に来た時にお店で揉めててね。安室さんがなだめてくれたんだけど、その時に私もいて、なんか懐かれちゃった。たまに来るの。」
ほぼ嘘はついてない。



「いやん、モテるね!めぐみちゃん!」
「違う違う本当に弟みたいになつかれてるの。その恋愛とかじゃなくてね。だって彼、未成年だよ。」
「え、そうなの?見えないねー。」
「見た目ガラ悪いからね。」
「安室さんも全然29歳に見えないわよね。」

確かにパーカー着たりしたる時と、ポアロでニコニコ笑ってる時は29歳には見えない。
けど、スーツきてキリッとしてると年相応に見えると思う。


アイスコーヒーを(適当に)いれて、タローのところに行くとタローは周りをキョロキョロしている。

「あの、めぐみさん。あの優男の店員は?」
「安室さん?今日は午後からだよ。あと1時間くらいかな。」
「待ってていいっすか?」
「いいけど……内緒のこととかはここでは話しちゃダメよ?」

安室さんが公安警察ってことはタローには言っていないが、一応あの夜のことは内緒だ。

「わかってるっす。でも…やっぱり言いたいことは言っときたいんで。」
「…?」
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