第69章 ご褒美
洗面所の洗濯機に押さえつけられ、舌を絡められる。
「ふっ……んっ……」
背中のフックを外され、キャミの肩紐とともに下げら、
キスをしながら両手でズボンの両側を持って下に下げて行く。
なんて、器用なんだろう…!
耳の後ろあたりをぐしゃりと鷲掴みされ、乱される。
「だいぶ、キス上手くなったな。」
「はぁ……っ」
つーーっと首から肩にかけて爪先で撫でられ、ついにキャミと下着も下にすとんと落とされた。
「っ…」
安室さんは着ていた白色Tシャツを豪快に脱ぎ捨て、わたしの後ろにあった洗濯機に放り投げた。
目の前には大きな胸板。
「めぐみのはネットに入れてからだな。」
耳元でささやかれ、身体が震えた。
腕で胸元を隠していると、ズボンとかもポイポイと脱がされ、お風呂のドアを開けた。
「ま、まって…!ホントに…一緒に…?」
「あぁ。そのつもりだけど。」
さも当たり前かのように言うが、こちとら恥ずかしくてたまらない。
電気はついてるから全部見られるし、それに……全部見える。
「ちょ、直視できないっ。」
「僕は全部見たい。」
目の前の安室さんの身体のあまりの美しさに私は両手で顔を覆った。
すると頭上からいきなりシャワーの水が落ちてきた。
そう。水が。
「ぎゃあぁぁ!つめたっ!!ちょっと!!」
「あ、ごめん。角度悪かったな。」
あわあわと逃げようと安室さんの腰にすがりついてしまった。
ごめんじゃない!絶対わざとだ!
「は、はやくお湯っ!早く暖めて…」
「……またそんな。わざとか?」
「だって…つめたい…っ」
「ほら暖めてやるから。」
背中に手を回されぎゅっと覆うように抱きしめられた。
素肌同士で抱きしめられ、安室さんをダイレクトに感じられて私は固まってしまった。
だんだんとお湯になっていくシャワーにあたり、私はそっと上の安室さんの顔を覗き見た。
「ん?」
「…あの…恥ずかしい…」
髪の毛が濡れ、色気が5倍増している。
綺麗な金の髪の毛から、ポタリと垂れて行く。
…見てられないよ。