第60章 顔合わせ
『集合。今すぐ。』
という文面と地図を送ったら30分もたたずすぐに来た。
「姐さん!!お待たせしました!」
「ううん、ありがとう。こっちすぐ来て。」
バイクで到着したのはタローとジロー。
「…あの…警察っすか?」
「そう。今回の会合、警察が介入することになったから。」
「えっ!?俺たち逮捕っすか!?そんな…!」
「違う違う。とりあえず歩きながら。」
私は二人を連れて、風見さんに言われた警視庁のとある会議室に向かった。
ここなら別にだれが使ってもいいし、警察に協力する『探偵安室透』も表から来ることも出来るみたいだ。
「南のやつら、最近急に力つけてきたんでしょ?」
「そうなんす!!あいつら…」
「それはバックに武器密輸組織があいつらを操ってるみたいなの。」
「えっ!?」
「警察はそのバックでコソコソ隠れてる組織を逮捕するために、私たちと手を組みたいみたい。」
「俺たちが…警察に協力っすか…?」
今まで警察に補導されたり白バイで追いかけられたりしてたんだろう。…私も昔経験あるからわかる。
警察と協力して…って想像すらできない。
「なんで警察が今度会合するって知ってるんすか。」
「警察の情報網舐めたらダメだよ。すんごいんだから。それでね…警察に協力してる探偵がいるんだけど、その人を通して私に連絡がきたの。私がリーダーって警察にバレたから。」
「探偵…?」
「えと…私の彼氏。あんた達も会ったことあるよ。」
「姐さん彼氏いたんすか!?まぁ、姐さんかっこよすぎますもんね、1人や2人…」
「2人もいるか!」
経緯を話しながら警視庁内を進む。
指定された会議室をノックして入ったら、そこには風見さん、香山さん、高橋さん、安室さんに、女性が2人すでに部屋で待っていた。