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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第57章 捕まってて



「10時48分ね。夏目めぐみさん、現行犯。」
腕時計を見ながらそう言う安室さんに、段々不安になってきた。

「えっ……え?…ホントに?…」

じっと私を見下ろす安室さんは真顔だ。


「あ、安室さん…?…や、やだ。」

何かしたっけ?
やっぱり私が武器密輸組織と何かあるって思ってるんだろうかー…。

だから優しく安室さんで油断させたの?
この部屋に連れてこられたの…?










「くっ……ぶっ……くくっ」

「はぁ?」

この男笑ってやがる!

「あー、おっかしい。段々泣きそうになるめぐみが可愛いくって仕方ない。ほら、涙落ちそうになってるぞ。」

親指で目元を触れ、頬を撫でた。

「冗談がすぎる!」
「現行犯って、何のだよ。本気にするめぐみ可愛いすぎるだろ。」


「うっ、うるさいなっ!手錠かける方が悪いのに!ねー、外して?」
「…」
「安室さん?」
「降谷。今は降谷零だよ。」
「…っ。で、でも、あんまり沢山呼んじゃうと私間違えて外でも読んじゃいそうで…」
「そこは努力して。」
「…ふ、降谷さん。」
「ん。」

いい子とでも言うようにくしゃりと頭を撫で、頬に手を置くと、優しくキスをした。




「…?あの…外して?」

カチャと音を立てる手首。

「その…下からそう言われるの…そそられるな。」
「へっ!?」

降谷さんは右手に持っていた小さな鍵をベットの横にあったローテーブルに投げた。





「もう少し。このまま…捕まってて。」


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