第56章 作戦
「あ、あむろさん…そろそろ離して…」
机の上に座らされ、ボタンを二つも外された。
「んー…もう少し。めぐみがここに来ることなんてもう無いだろうし。」
「ここじゃ…なくても、どこでも出来る…んんっ」
ちゅうっと胸元に吸いつかれ、身体がピクリと反応してしまった。
「ここだから興奮するんじゃないか。」
「…こうふん…しない…よっ…あっ」
「うそ。濡れてる。」
タイトなスカートに手を入れ、くちゅっと音を立てて指を下着に触れてきた。
「んんっ…やっ…だめだって…他の人達待ってる…」
「今は尋問の時間だと思ってるさ。」
「じっ!?……ひゃっ」
下着の隙間に指先を入れ、ぬっと指をついにナカまで入れてきた。
「すごい濡れてる。この背徳感がいいのか?」
「ちがっ……あっ…やっ…」
「なんなら警察官ごっこでもしてやるぞ?」
「…っ!?」
ぶんぶんと首を振っても安室さんは嬉しそうに笑うのを辞めない。
「僕に隠れて、総長に戻って…どう思った?」
「あぁっ…指…やっ…ん」
「ほら、質問に答えないと。相手は反社と繋がる密輸組織。そこと取引するようなグループのリーダーにでもなってみろ…本当に君を逮捕することになる。」
「ひゃっあっ……んんっ…あっ」
「ほら。何か言って。」
「あっ…いっちゃ……やめっ…ゆる…してっ」
「だめ。許さない。」
「んっーーーー!あぁっ……!」
はぁはぁ…と息を切らし、安室さんの肩にこてんっと全身を預けた。
「…やめてって言ったのに……」
「…つい。」
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安室さんの席に座り直し、出された缶コーヒーを一口飲んだ。
「ここが公安の方たちの部屋ですか?…意外と人少ないんですね。」
「いや、僕は警察庁の人間だからね。」
「…?」
「ふふっ、ポアロにいるときに何人か刑事にあっても誰も僕が警察って知らなかっただろう?ここにいる人しか僕が公安だと知らないんだ。彼らは警視庁の公安だからね。他にちゃんと部屋がある。この部屋は僕と会うためだけの部屋だ。」
「ふーん。よくわかない。とりあえず黙っときます。」
たしかに高木刑事や佐藤刑事は安室さんのこと小五郎さんの弟子って思ってたよね。
本当に安室さんの職業は特殊なんだ…。