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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第55章 閑話 風見裕也の独り言


コツンと、降谷さんはめぐみさんの頭を小突いた。

…こんな降谷さん見たことがない。

小突く、なんて。




「彼女、何者なんすかね。」
高橋は2回目の同じ質問をした。


「電話しろ。」
「や。です。」
「なに?」


あのめぐみさんという女性、あの降谷さんの命令を拒否した。
目だけでひとを殺せるんじゃないかと思う眼光で彼女を見下ろした。

「ひっ、恐ろしい…!」

高橋も降谷さんの様子を見て震え上がった。
普通の反応だ。


しばらくの沈黙が続いたあと、降谷さんは自分達の方に来た。




「風見達は、すまないが少し席を外してくれ。」
「えっ!はい!」






言われた通り、部屋をぞろぞろと出て、隣の部屋で待機した。














「彼女、何者なんすかね。」

3度目の質問。


「…わからん。恋人…とは違うとは思うが。」
「ぶっ!降谷さんが恋人!?ないない!しかもあんな芋女!」
「おい、しつれいだぞ。」

「協力者か何かでしょうか」
横にいたもう一人の捜査官香山が言った。
「その線が濃いだろうが…」


「今部屋で何やってるんでしょうね。」
「さぁ…しかし彼女はあのグループの写真のリーダーなんだろう?」
「それっすよ!ビックリですよね!めっちゃ綺麗じゃないっすか!」
「…そうだな。」




しかし、いま何が隣の部屋で起こっているかなんて、自分達は知る由もない。


しばらく待っていると、降谷さんが部屋に顔を出し、待たせたな。と一言だけ言ってまた隣の部屋に戻って行った。


自分たちも着いて行き、部屋に戻ると、めぐみさんは降谷さんの席に座り、机に顔を埋めていた。

…寝たのか?

と、見ていると、ばっと顔を上げた。

顔も耳も真っ赤で今にも泣きそうな表情だ。


…それほど叱られたのか。







「これからのことを話す。」
「はいっ。」






彼女は一体何者なのか……

今回の武器密輸事件で、明らかになるのだろうか。
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