第5章 チェック
「おっはようございまーす!」
朝、9時。
マスターから聞いたのか、いつもより早めに梓さんが来てくれた。
「めぐみちゃん、安室さんの代わりにはいったみたいね!疲れてない?」
「いやー、マスターからの連絡が遅かったから正直眠いよー」
それに、サイフォンでいれる私のコーヒー自信なくて、今日来たお客さんに申し訳無さすぎる!
次のコーヒーは梓さんに入れてもらおう。
「安室さん、今日はどうしたの?」
「車の修理と、昨日毛利さんところの事件での聴取みたいよ。安室さんもそこにいたから。」
「あ、ニュース見た見た!自殺って夜のニュース言ってたのに、朝になったらあれ実は殺人だったみたいね!」
「朝のニュース見てない!安室さん夜来た時自殺って…え…殺人だったの!?」
自殺じゃなくて殺人ってことは、殺した人がいたんだよね…
え、捕まったよね!?
コナンくんがいたんだから、きっと捕まったとは思うけど。
昨日の今日で、事務所前にはテレビの取材が来ているようだし、今日はあまりお客さんも来てない。
「なんか、事務所のスタッフになりすまして、来た依頼人の男性を女性が撃ち殺したみたい…。まぁ、その男性はあの銀行強盗の犯人らしいんだけど!復讐だって!」
女性…?
安室さん、女性送るって言ってなかった?
も、もしかして男性を殺してそのあと安室さんが送ったってこと?
そして、事故…?
いったい何がどーなったらそんなことになるの?
「こ、怖いねー…。なんでそんなに人とか殺せちゃうんだろ…。」
私がいた世界と比べて犯罪数は圧倒的にコナンの世界が多い。
強盗や殺人といった凶悪なものも…。
やーさんの世界に数年いたし、今も夜はバーテンダー見習いみたいな仕事しているけど、話す内容はとっても…エグい。
私は平和に平和に生きたいのだけれど…。